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61件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1984-07-17 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第20号

そういうようなことをやりながら、私は謙虚に国会の御審議、また各方面の御意見検討等を踏まえて、今後舶用原子炉研究中心として、将来に備えて日本の生きる道を確立してまいりたい。原子力平和利用の重要な一環として、先ほどもちょっと申しましたけれども、例えば南極というものはこれから人類にとって大変大事な場所でございます。

岩動道行

1984-07-17 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第20号

事業団はただいま改良舶用炉研究開発計画の第一段階といたしまして、経済性信頼性のすぐれた舶用原子炉概念確立に必要な設計評価研究昭和五十六年以降実施しております。  まず、その概念確立のために必要な第一段階として試設計を進めている段階でございまして、五十六年度、五十七年度の両年度にわたりまして試設計設計スペックを固める作業をしてまいりまして、五十八年度に発注したものでございます。

野澤俊弥

1984-07-17 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第20号

遠藤委員 「むつ」の論議が行われるたびに、いわゆる完成された舶用原子炉を輸入してはどうかというふうな論議が行われるわけでございます。私はただいまの報告を聞いておりますと、やはりブラックボックスがあって、どうしても日本の国で自主的な開発をしていかなければ原子力船開発ということは到底不可能である、こういうふうに結論を出したような印象を受けるわけでございますが、このように承知していいのでしょうか。

遠藤和良

1984-07-12 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第19号

原子力船実用化のためには、舶用原子炉プラントコストの低減のほか、原子力船安全性信頼性の確保等さまざまの問題を解決する必要がございます。しかしより重要なことは、国民が原子力に対してアレルギーともいえる敏感な反応を示す状況下にあって、パブリックアクセプタンスを得ることが大前提であろうかと考えます。

熊谷清

1984-07-06 第101回国会 参議院 本会議 第20号

委員会におきましては、原子力船むつ」の存廃問題と原船事業団原研への統合理由統合後の日本原子力研究所研究開発体制、今後の舶用原子炉研究のあり方、方法、関根浜新港の急設に伴う漁業補償、土地買収問題等広範にわたり熱心な質疑が行われ、また六月二十二日には、原研東海研究所及び動燃事業団東海事業所委員派遣を行いましたが、その詳細は会議録に譲ります。  

高木健太郎

1984-06-29 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第10号

時間が参りましたので、最終的に一つだけ確認しておきたいんですが、同僚議員の方から、今度、税金を使っているわけですからその税金の使い方についての問題から見ても、「むつそのものは今のところすぐ慌ててやる必要はない、廃船にしてゆっくり基本研究からやり直しても十分だという、そういう意見が出されておるわけなんですが、今回のこの法案にかかわって考えてみましても、原研の方で舶用原子炉実験研究を行っていくというふうなことだと

松前達郎

1984-06-29 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第10号

軽水炉技術というのはアメリカ技術であるということでありますけれども、この軽水炉そのものの歴史的な開発過程を見ますと、これは何も発電用原子炉として最初やったんじゃなくて、最初は小型舶用原子炉なんです。ですから、全く軍事用ですね。軍事用開発された。それをモックアップというか、多少大型化して発電用原子炉につくり直してきている、設計し直してきている。  

松前達郎

1984-06-27 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第9号

一方また、先ほど船舶局長も申し上げましたように砕氷能力のある船、これはこれからの北極の活用あるいは南極活用ということを考えた場合には、私は極めて大きな期待が舶用原子炉に持たれるのではないかと考えるわけでございます。  先般私は、運輸省の船舶技術研究所を視察をさしていただきました。そうしてこの研究所においては砕氷船をつくるための大きな新しい施設を、世界に例のない施設を持っております。

岩動道行

1984-06-20 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第8号

したがいまして、日本といたしましては原子力平和利用ということに徹して、そういう中において海運国家貿易国家造船国家立場からも舶用原子炉というものはぜひ研究をしていかなければいけない、開発をしていかなければならない、このような考え方は従来とも持ってまいりました。そしてまた、今後ともこれは続けてまいりたいと考えているところであります。  

岩動道行

1984-06-20 第101回国会 参議院 科学技術特別委員会 第8号

政府委員神津信男君) ただいま原子力局長からも御説明いたしましたように、原子力船研究開発につきましては、従来からも「むつ」の乗組員中心といたしました出向者派遣であるとか、あるいは民間資金の拠出の指導、「むつ建造改修に関する造船所指導及び舶用原子炉研究開発に当たりましての海運造船業界からの知見技術経験提供等の協力を行っておるわけでございまして、今後ともこういう共同関係を続けることが

神津信男

1984-05-11 第101回国会 参議院 本会議 第15号

むつ」の実験の失敗は、もとはと言えば舶用原子炉陸上実験を飛ばしていきなり原子力船むつ」の建造に進んだことであり、それが間違いの始まりであったのであります。このことは、いみじくも自民党の中山太郎議員もその著書「技術立国 日本の危機」の中で述べておられます。我が党の提案について、科学技術庁長官見解をお伺いします。  次に、関根浜新港の建設問題であります。  

梶原敬義

1984-04-19 第101回国会 衆議院 科学技術委員会 第11号

特に二の二号ですね、「舶用原子炉に係るものに限る。」この項目について「内閣総理大臣及び運輸大臣原子力委員会の決定を尊重して定める原子力船開発のために必要な研究に関する基本計画に基づいて行われなければならない。」こういうことでございまして、運輸大臣が監督するという形になるわけでございますが、この舶用炉というのは一体どういうものでございますか。

遠藤和良

1982-08-05 第96回国会 衆議院 科学技術委員会 第7号

関委員 ただいまの第三十六条の二によりますと運輸大臣に届けなければならない、しかし、実用舶用原子炉以外の原子炉を設置した船舶にあっては内閣総理大臣に届け出なければならない。こちらの方に忠実にやろうとするならば内閣総理大臣に出すべきものじゃないですか。どうしてそれが内閣総理大臣に出さないで科学技術庁長官に出すのです。

関晴正

1982-02-02 第96回国会 衆議院 予算委員会 第3号

しかし、「むつ」に次ぐ経済性を追求するための舶用原子炉研究は、今日すでにスタートしておりまして、これがどのように発展していくかという状況になるわけでございます。  それから港につきましては、原子力船と、またほかの船との共用ということは十分可能ではないか、このように考えているわけでございます。

石渡鷹雄

1980-11-07 第93回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第6号

一方、先ほど来お話ございますように、外国での原子力船実験航海が一段落いたしまして係船されているなど、原子力商船開発が進むに従いまして、その実用化を図るためにはなお原子力第一船の建造運航に加えて、経済的な舶用原子炉研究開発が必要なことが明らかになってきておりまして、造船業界におきます実用化の見通しもいっときのような楽観的なものではないということを承知しております。

新藤卓治

1980-10-28 第93回国会 衆議院 科学技術委員会 第4号

小渕(正)委員 次に、前回もちょっと触れたのですが、要するにわが国舶用原子炉の唯一の船である「むつ」が、先進諸国、西ドイツとかソ連もですが、アメリカですとか、そういったところと比べて、原子力船についての研究開発について非常に立ちおくれた。「むつ」問題がこういうような形になった結果からですがね。

小渕正義

1980-10-23 第93回国会 衆議院 科学技術委員会 第3号

八木委員 タンカーなどに舶用原子炉を用いるということはきわめて危険なことでありまして、タンカー火災なんというのはときどき起きておりまするし、それが普通の港に、船が錯綜しておるところへ出入りするというようなことであります。それについての見解を申し述べる時間がありませんが、百歩下がって、商業用原子炉が用いられるとしても、それは相当先のことであるということは世界の常識であります。

八木昇

1980-10-21 第93回国会 衆議院 科学技術委員会 第2号

以上を総合的に考察すれば、遮蔽装置等改造計画は中止して、原子炉等船体から切り離し、日本原子力研究所に移して、陸上において、舶用原子炉基礎的研究を開始することが最善でありましょう。  船体建物等の財産は、日本原子力船開発事業団の解散とともに、法律の定めるところにより、国及び関係事業者の間で、速やかに清算措置されるべきでありましょう。  

日野市朗

1980-10-17 第93回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第2号

なお、本国会におきましては、日本原子力船開発事業団を、原子力船むつ」の開発に加え、新たに舶用原子炉中心とする原子力船開発に必要な研究をもあわせ行う機関に改組するとともに、昭和五十九年度末までに他の原子力関係機関統合することなどを内容とする日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案につき、御審議いただくことといたしておりますのでよろしくお願い申し上げます。  

中川一郎

1980-05-08 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

これを使いまして実施いたしました研究テーマを幾つか御説明いたしますと、舶用炉に関しましては、過去には原子力船遮蔽及び環境安全に関する研究、あるいは原子力機関の動揺及び振動に関する研究舶用原子炉プラント格納方式研究原子炉プラント安全政策に関する研究、これに続いて最近行っておりますのが一体型舶用炉機器の性能、一次遮蔽に関する研究、それから原子力船事故解析舶用炉事故の場合の解析といった研究

佐伯宗治

1980-05-08 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

それで、たまたま従来やってまいりました「むつ」につきましては、その遮蔽改修あるいは総点検を済ませまして実験船として十分活用してまいりたい、そして運航時におきまする舶用原子炉の挙動を研究し、また諸般のデータをとることによりまして原子力船むつ」の活用を図りたい、こういう位置づけをしているわけでございます。  

石渡鷹雄

1980-05-08 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第14号

倉本参考人 実験船むつ」といたしましては、舶用原子炉といいますか、原子炉舶用としての特性と申しますか、それに対応して原子炉というものがどういうぐあいに動くか、動かせるか、また、それらの外的な影響としてどういうものが実際出てくるかというような点についてのデ一夕をとる。

倉本昌昭